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更新記録と萌えと日常。
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数日前、ウチで普段取っている京○新聞の文化系コラムの題が
「外国人から見た《妖怪》」だったんです。
《妖怪》と聞けばそのままスルーする訳には参りません!!
じっくりと読ませていただきました。

文化学者のK先生が書かれた物だったんですが、
「明治期に外国語で書かれた日本紹介・研究書~妖怪編~について」
でした。
それによると、最も興味が持たれた妖怪は《天狗》《鬼》だそうです。
と言っても、翻訳する時その2つの妖怪は同じ《デーモン》つまり悪魔と
みなされています。
「節分の鬼追い」の絵の鬼は、たかが豆で追い払われる愛嬌たっぷりの
日本の鬼ではなく、西洋の正に《悪魔》。

そういえば、以前別の本で
「日本の《鬼》を正しく訳せる言語は存在しない。
《オニ》としか書きようがない。いくら説明しても理解して貰えない。」
というのを読んだ事があります。
鬼は、ただ単に人に害する絶対悪としての悪魔では決してないです。
もちろん人を食べることもありますが、泣きも笑いもするし、
イタズラもすれば時には人助けさえする事も。
鬼だけではなく、妖怪全般に言えることだと思いますが。
難しいものですね・・・。

【追記】
↑について、ちょっと補足します。
鬼(妖怪)は確かに悪者ですが、《神様》《友達》扱いされる事もあります。
「理解されない」というのはそこで、キリスト教で言えば
イエス・キリストとデビルが同じ存在だと言われる様なもんってことです。
そりゃー理解できるわけないですよね(笑)。
神と魔の境界線が見事なまでにハッキリしてる宗教ですし。
2つが混在している理解不能で奇異なモノ・・・って所でしょうか?

記事は、金太郎と桃太郎が混同されている事などを例に挙げながら、
「妖怪の海外への紹介史も考えねばならないと思う」と結ばれてました。
その文を読んでまず思ったこと。

「犬夜叉」がありますから!!

いや、だってですね、実際「犬夜叉」は広ーく世界へ渡ってます。
ものすごく貢献されてると思うのですよ。
ということでK先生、海外へ妖怪を紹介される時は是非!
「犬夜叉」を教本にして下さいv(結局言いたかったのはコレ;)

ああ、珍しくマジメな記事を書いてると思ったら最後に・・・(苦笑)


↓9・10日のweb拍手お返事です!めっちゃ嬉しいです!(^▽^)
 **他に拍手を下さった方々も、ありがとうございました!!
                      妄想度数が上がりますv**





 *****

9日 19:21の方

た、楽しみ・・・ですか?///
マジですか?うわわ、顔がニヤケっ放しです/// 頑張りますねっ!

10日 18:28の方

ネットが繋がらなかったのですか!?それは大変です;;
私がそうなったらパニクることしか出来なさそう(ブルブル)。
直って本当によかったです!
「読めて嬉しい」と言って頂けて私もすっごく嬉しいです~vv
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同感です!
この記事に甚(いた)く賛同します。
実は、最近、You Tube(ALL ENGLISH)なる物を知りまして、犬夜叉の殺りん部門を毎日、覗いてるんですが、それを見ていると、妖怪は、demonやevilなる悪魔を現す言葉で表現されてます。


でも、私達の感覚では、妖怪と悪魔って、かなり違いますよね。
西洋人の、キリスト教徒のすぐ白黒つけたがる考えの悪い処ですよね。
彼らの自分達の教え以外は、全て邪宗だという思い上がった考えが、どうにもこうにも気に入りません。実に了見が狭い!


世の中には白と黒の中間、グレーゾーンが有るんだと教えてやりたくなります。
その点、東洋の考え方は、かなり融通が利きます。
彼ら、西洋人の二者択一的考え方では、どうしても妖怪を説明しきれないせいなのか、youkaiと表現されてる物も多々、見かけました。


中には、『やおい』もyaoiでチャンと出て来るんですよ!(ヒエ~~~)(●^o^●)


youkaiと言う概念が欧米で確立されつつあるのかも知れません。
将来は、妖怪学なんてカテゴリーが欧米社会に出来るのかも???


下手するとyoukaiもyaoiも、mangaと同じように世界的に認められる日が近いのかもしれないと思いました。


もし、そうなったら、『犬夜叉』の貢献は、計り知れない物があると云えるでしょう。
今ひとつ、歯切れの悪い文章で申し訳ありません。
本気で話し出したら、まだまだ止まらなくなりそうで・・・。
失礼致しました。
猫目石 URL 2007/12/11_Tue_17:33:08 編集
私もです!
猫目石さま、こんばんは*
賛同して頂き、ありがとうございますっ!
はい、YouTube!存在は知ってるんですが、あまり利用はしたことが無かったんです。
猫目石さまの記事を拝読して初めて「殺りん」がある事を知った次第です。
覗いてみたんですが、凝縮されててお得な感じがイイですね。(厳密には法に抵触してるらしいですが;;)
妖怪がdemonやevilで表現されてるのは気付かなかったです、やはり英語ではコレしかないんですね・・・。

>西洋人の、キリスト教徒のすぐ白黒つけたがる考えの悪い処ですよね。
彼らの自分達の教え以外は、全て邪宗だという思い上がった考えが、どうにもこうにも気に入りません。実に了見が狭い!

はい、私も全く同意見です。
たまにニュースなどで欧米人の宗教に関するインタビューを聞くと、「はあ?」と思う事ばかり。
自分たちの教え、考え方が唯一絶対なんだ!というのがひしひし伝わって来ちゃって。もうちょっと懐を深くできないもんでしょうか。そんな人ばかりじゃないのは判ってますが。

グレーゾーン、そうですよね。
世の中ではっきり白と黒に分けられる物なんか殆どありませんよね。
「曖昧さ」が気持ち悪いものでしかない彼らには中々難しいコトなのか?

今や国際語と認定された日本語はたくさんありますし、youkaiやyaoi(笑)などが仲間入りする日は決して夢ではないと思いたいですね♪
つくづく「犬夜叉」は偉大だvv

>本気で話し出したら、まだまだ止まらなくなりそうで・・・。

全っ然、大丈夫ですよ!!むしろ嬉しいです。
周りに「妖怪・異文化談義」できる人、いないんですよ~(哀)どんなに長くなっても大歓迎です!
また、ゆっくりお話したいです~(メールとか)!
(↑何催促してんだオマエ;;)
2007/12/11_Tue_21:01
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